WordPress開設したら気になるのが【サイトマップ】って何?ってことだと思います。
結論から言うと、無いよりあったほうが良いです。
ただしサイトマップには種類が2つあります。そのためサイトマップの種類とともに必要かどうかを吟味して下さい。
ちなみに当ブログでは2つとも導入しています。サイトマップの知識を入れることによって効率的にブログのアクセスアップや見込み顧客の獲得に繋がるでしょう。その理由とともにお伝えしていきますね。
サイトマップとは
その名前の通り、ブログの地図の役割を為すのがサイトマップです。どこに何があるのかを明確にすることがサイトマップの役割なのですが、そもそもはユーザーのために作るのが元です。
ユーザーのために作るサイトマップ(地図)のことをHTMLサイトマップと呼びます。それとはまた別に、Googleのために作るサイトマップがあります。Googleのために作るサイトマップのことをXMLサイトマップと言います。
HTMLサイトマップとXMLサイトマップの違い
同じサイトマップではありますが、役割は全く異なります。スマホの地図アプリでも道路状況が分かりやすい表示ができれば、標高が分かりやすい表示も出来ますよね。
それと同じく、サイトマップでも役割が違います。
HTMLサイトマップとは『ユーザー』のため
一般的にサイトマップと聞くとHTMLサイトマップをイメージされる方が多いのではないでしょうか?
こういうのがHTMLサイトマップです。
簡単に言うと、ブログの記事の一通りを表示されるページのことです。当ブログではカテゴリーごとに表示される設定にしています。
ユーザーの方が読みたい記事を自身で見つけやすくする役割がHTMLサイトマップの役割ですね。
XMLサイトマップは『Google』のため
それとは違う役割があるのがXMLサイトマップなのですが、全くユーザーのためとは異なります。
XMLサイトマップの場合は例えば、ブログで新規記事を更新した時にGoogleですぐに検索結果に表示させたい場合に効果を発揮します。
一般的にブログの記事は公開しただけでは多くの人に露出されることはありません。なぜならインデックスされないといけないからです。
公開した記事はGoogleのクローラーによって発見されることでGoogleの検索結果に登録(インデックス)されます。
つまり、Googleのクローラーに発見してもらうのが早ければすぐに露出され、遅ければその分検索結果に表示されるのも遅くなります。
もちろん早いほうが良いに決まっています。ですので、そのためにXMLサイトマップを使うという流れになります。
XMLサイトマップを作成するプラグイン
手っ取り早くXMLサイトマップを作る方法としてプラグインを活用することが挙げられます。
『XML Sitemap Generator for Google』というプラグインがあります。
こちらのプラグインを有効化して、設定を行うことでXMLサイトマップを使えるようになります。
サイトマップを導入する2つの理由
WordPressを開設して間もないタイミングは、正直やることが多い…と感じてしまいますよね。
WordPress開設後にやること
- ASP登録
- Googleサーチコンソールの登録
- Google Analytics(GA4)の登録
- 記事更新
- プラグインの導入
- デザインテーマの導入
であったり、そもそもWordPressの使い方に慣れることも必要です。精神的に負荷がかかるのはしょうがないことですが、でも焦ってやる必要はありません。自身の無理のないペースでやるのがベストです。
ただし、スローペースでやってるとブログのモチベーションも下がるのでできるだけサクッと終わらせたいところです。遅くとも1週間以内には終わらせたいですね。あくまでも目安ですがもちろん2週間かかってもOKです。
①読者の満足度が上がる
HTMLサイトマップを使うことでブログの記事の全体像を把握してもらうことができます。ブログを運営することで徐々に記事数が膨大になりますからね。記事がそれぞれわかりやすくレイアウトされているとユーザーも探しやすいでしょう。
ですが、メニューやナビゲーションの設定をすることでサイトマップ以上にブログを整理することができる側面もあるので一概にサイトマップが全てってわけではありません。
ですが作らないよりも作っておくべきと言えるでしょう。優先順位という意味ではXMLサイトマップのほうを先に設定するのがおすすめです。
②Googleに気づいてもらいやすい
ユーザーのために作るHTMLサイトマップよりもXMLサイトマップを優先的に設定しましょう。
なぜならばGoogleから発見されて検索結果に表示されるスピードが早くなるからです。前述しましたが、新しくブログ記事を更新しても検索にヒットしなければ公開されてないのと同じです。
多くの方はこれを勘違いしてるのですが、記事を更新したら世界中に公開されたと思っています。が違います。
Googleのクローラーがインターネット上の更新情報を巡回していて、そのタイミングによって記事更新を発見して検索に掲載してくれます。
つまり、記事更新した日にクローラーが巡回してくれれば1日で検索結果に反映されることになりますが、3ヶ月後であればその3ヶ月は誰の目に止まることも無いってことですね。
XMLサイトマップとはGoogleのクローラーに『記事更新したからこっちに巡回お願いします!』と合図を出すことが出来ます。だからわざわざ3ヶ月待ちをしなくてもOKってことです。
ですのでXMLサイトマップを設置することは今後のブログ運営にあたって必須事項だと言えるでしょう。
HTMLサイトマップの導入方法
設置方法はとっても簡単です。
①プラグインのインストール
使うプラグインは『WP Sitemap Page』です。
WordPressの新規プラグイン追加から検索すればヒットするでしょう。有効化すればOKです。
②固定ページに貼り付ける
固定ページを新規で作成します。
記事タイトルはそのまま『サイトマップ』でOK。そして記事本文にはプラグインを表示させるためのショートコードを記載します。
[wp_sitemap_page]
こちらがそのショートコードなのでコピーしてそのまま使ってくださいね。
③カスタマイズで設定
WordPress管理画面から『外観』→『カスタマイズ』→『メニュー』→『フッターナビゲーション』を選んで下さい。上記のようなページが表示されるでしょう。
『項目を追加』から先程作ったサイトマップを選びます。『固定ページ』を選ぶとサイトマップを選べるようになるでしょう。
最後に『公開』を押すとブログのフッター(一番下のエリア)に表示されます。
以上でHTMLサイトマップの設定完了です。
XMLサイトマップの導入方法
先ほど紹介した『XML Sitemap Generator for Google』というプラグインの設定から進んでいきます。
こちらの画像の通りに設定していただければOKです!
最後に『設定を更新』をクリックで完了です。
続いてGoogleサーチコンソールでの設定を行います。
Googleサーチコンソールにログインしたら、『サイトマップ』を選択して下さい。
新しいサイトマップの追加のところにURLを記載できるので、『sitemap.xml』と入力して『送信』しましょう。
ステータスの箇所が『成功しました』と表示されていれば設定が完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サイトマップには2つの種類がありそれぞれに役割があります。
この理解が出来ているかが1つ、ブログ運営に影響を与えてくるでしょう。
もしも、XMLサイトマップの必要性が分かっていなければ記事更新してもずっと記事がGoogleに掲載されない可能性もありますからね。
ぜひ正しい知識を収集して、これからのブログ活動に活かして下さいね!
では最後までご覧いただきありがとうございました。