
アクセスはあるのに、収益が伸びない...
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、読者の心理や行動の流れを無視したまま記事を書き続けても、なかなか結果に結びつきません。そこで大切になるのが「カスタマージャーニー」の考え方です。
これはマーケティング用語ですが、ブログ運営にも応用可能。
読者が最初に記事に触れてから、購入や登録に至るまでの“道筋”を描くことで、収益に直結する導線を設計できるようになります。
カスタマージャーニーとは?

ブログ運営との関係性
カスタマージャーニーとは、「読者(お客さん)の行動と感情の流れ」を時系列で整理したものです。
たとえば以下のような流れが、典型的なジャーニーです。
- 【認知】検索でブログを発見
- 【興味】悩みに共感してもらう
- 【比較】商品・サービスに興味を持つ
- 【決断】購入・登録などの行動を取る

この流れに沿って記事構成を考えることで、「今、読者が何を求めているのか」を明確にできます。
なぜ収益に直結するのか?
読者が次に取るであろう行動を先回りして準備できるからです。
たとえば「比較検討フェーズ」の読者には、レビュー記事やランキング記事が刺さります。逆に、最初に読む記事は悩み解決型にする必要があります。
私がカスタマージャーニーという考え方を意識するようになったのは、アクセスはあるのに全然収益が出なかったときです。なんとなく「良い記事を書けば売れる」と思っていたのですが、読者の行動や心理を全く考えていなかったことに気づき、記事の配置と導線を見直しました。
ブログにカスタマージャーニーを活かす方法

ペルソナ設定と悩みの可視化
ジャーニー設計の第一歩は「誰のためのブログか?」を明確にすることです。
年齢、性別、ライフスタイル、悩み、検索キーワードなどを言語化しましょう!
そのうえで、「どの順番で記事を読んでもらうか?」を意識して流れを作っていきます。
私は「ブログ 始め方」で集客できていたのに成約が取れない時期がありました。原因は、最初に読まれる記事で“次の行動”を誘導できていなかったこと。ペルソナの悩みを細かく言語化し、段階ごとの記事を用意したところ、内部リンクのクリック率が改善し、成果が出始めました。
読者の感情変化に合わせた記事構成

感情の流れに合わせて、以下のように記事を設計していくのが効果的です
- 【不安】→ 解決策を提示(例:やり方・安心できる導入記事)
- 【納得】→ 比較・体験談(例:レビューや検証記事)
- 【行動】→ CTA付きの収益記事(例:商品紹介)
記事の並びや誘導を「不安→共感→納得→行動」と並び替えたところ、読者の滞在時間が増えました。特に「共感フェーズ」に体験談を入れたことで、スクロール率とクリック率が同時に上がったんです。
ブログ導線の作り方と改善ポイント

集客記事→教育記事→収益記事の流れ
読者は1記事で購入を決めるわけではありません。
導線を意識するなら以下の3分類が基本です:
- 集客記事:検索流入を集める(例:◯◯とは?)
- 教育記事:比較・体験・解説(例:使ってみた感想)
- 収益記事:商品購入・登録誘導(例:レビュー・ランキング)
以前は1記事内で完結させようとして失敗していました。読者の状態を3段階に分けて、導線設計にしたことで、1ページあたりの回遊率が上昇。収益記事の成約率も2倍に改善しました。
内部リンクとCTAの設計
内部リンクは読者の「次の悩み」に応えるように配置するのがコツです。
また、CTA(行動ボタン)は文末だけでなく、記事中にも2~3回置いてもOKです。
記事末尾だけにリンクを貼っていたときは、読者が途中で離脱していました。本文中やH2下にもリンクを入れることで、クリック率が20%近く向上しました。特に“今すぐ知りたい”タイミングでの導線が効果的でした。
まとめ|カスタマージャーニーで収益は伸びる
ブログにおいても、読者は段階を経て行動します。
この「流れ」を設計せずに記事だけを増やしても、成果は出にくいもの。
読者の感情と行動を意識し、記事構成と導線を最適化することで、自然と収益につながっていきます。
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